他力斎

雑記、雑感その他もろもろ

余暇

2週間以上先の診察になるが、歯医者の予約を入れた。本当なら今週末に医者にかかりたいのだが、どうしても近所の歯医者の予約が取れず、結局その条件で妥協することになってしまった。初診だから診察料が余計にかかってしまうだろうし、費やす時間も決して少…

想像力

想像力は人間が人間として生き、振る舞うための力の源泉である。それさえあれば人間は、どのような苦境や貧苦のただ中にあっても、決して打ちひしがれることも屈することもなく力強く生きることができるだろう。それを涵養するために人は、可能な限りの努力…

人の気持ち

自分を半殺しにした連中の気持ちを、俺は推し量らなければならないのだろうか。そこまではいかなくても、自分に危害を加えようとしたり、悪心を持って俺に何かを言ったりやったりするような輩が一体何を考え、感じ、胸中にどのようなものを抱いているかどう…

食事は俺にとっては頭痛の種だ。子供の頃から食べるという行為については常に考えさせられてきた。現在は主に食費とそれに要する手間暇について悩まされているし、子供の頃は専ら太りやすい自分の体質と旺盛な食欲に苦しめられてきた。性質は異なるが、とも…

じゃんぼ刈る

1000円カットで髪を切るということだけでも、俺にとってはオオゴトだ。俺の食費は1日当たり多くて500円ほどであり、1000円とは2日分の食費に該当する。この出費を考えると、ただ単に散髪を行うだけでも金銭的に大変惜しく、俺にとって床屋に行くのは可能なら…

操作したがり

他人を操作したがる人間が多すぎる。家でも学校でも会社でも、どこもかしこも一体何様のつもりなのだろうか。自分の意に沿わないという理由で他人を攻撃したり否定したりする悪漢どもの、なんと多いことか。俺としては、そのような手合いは社会から排斥され…

道具人間

俺は利用される道具でしかない。被雇用者として生きていると、様々な場面でそのことを実感させられる。他人の私利私欲のためにタダ働きを強制的にやらされることなど日常茶飯事で、そのことを不服に思うことさえできない。いわゆる社会人というものはそれを…

この身は誰のものなのか

健康ファシズムという言葉がある。これは、社会全体が負担する医療費用などをできるだけ削減するために、個々人が心身ともに頑健であり続けることを要求と言うか無理強いするような傾向や風潮のことだ。病気になるような不養生や嗜好を忌避あるいは否定し、…

仲間

俺に「仲間」は一人もいない。職場において明確に敵対している人間が存在しているし、そうでない人間であっても仲間だの何だのと呼ぶに値する存在など日常生活においては皆無だ。前に勤めていた会社でもそうであったし、前の前の職場でも変わらない。という…

未定義

俺は未だに何者でもない。年齢的にはもういい大人でありながらも、俺は父親でもなければ仕事の上では役職付きの存在でもない。今、住んでいる地域において、社会の一員として認知されているわけでもなければ、趣味を通した何らかの繋がりに属しているのでも…

理解と無遠慮

「お前のことは全てお見通しだ」と誰かに言われたらどう思うだろうか。お前について知らないことなど、この俺には何一つないのだと、面と向かって言われた時、どんな気持ちになるだろうか。それらのような言葉を受けて、嬉しがったりありがたがったりするよ…

好きという呪縛

子供の頃はテレビゲームが好きで仕方がなかった。小学校に入学する前ぐらいの頃は、スーパーのおもちゃ売り場で売っている1000円ほどのゲームウォッチの劣化版のような小さな機械でやるようなゲームに熱中していたような記憶がある。それは一つの機械につき…

許さず、また許されず

他人が俺に対して犯したあらゆる罪を、俺は絶対に許さないと心に決めている。何故ならば、犯した罪を完全な意味で償うことが可能な人間など、この世には存在しないからだ。その大小や多寡の問題ではなく、既にやってしまったことをなかったことや無効に帰す…

レジ前における情動

スーパーのレジが2台しかなく、そのどちらも会計中だった。その事自体は別に珍しくもないことである。俺は何食わぬ顔でレジから数メートル離れたレジ待ちの列を作るスペースに立ち、前の客どもの会計が終了するのを待つことにした。それは俺にとって有り触れ…

正気を保つつまらなさ

子供の頃、父や母によく正気を疑われたものだ。お前は頭がオカシイんじゃないのかと、両親はよく津軽弁で俺にまくし立ててきたのを今でもよく覚えている。自分の息子、それも長男である俺が「普通でない」という事実は、父親にとっても母親にとっても恐怖を…

内省

何の脈絡もなく、感情に囚われることがある。別段衝撃的な出来事に見舞われたわけでもなく、悪人と邂逅して惨禍を被ったわけでもないにもかかわらず、発作的に悪感情に精神の全てが飲み込まれてしまうようなことが、俺にはままある。それは大変不快な状態で…

どうせ大した人生でなし

自分がヒトカドの人間ではないという事実とどのように向き合うべきだろうか。自分が特別な存在ではないという現実は、どんなことよりも辛く耐え難く思える。それは至極当然であり受け入れなければならないことだと世間では言われているだろうし、俺も理屈の…

始まる前から遅きに失して

思い返せば、この街に移ったときから時すでに遅かった。今住んでいる場所に転居したのは大学を卒業して1年ないし2年弱ほどのことだった。現在の俺と比較すればその当時の俺はまだまだ若かったが、それでもとっくに成人し、それどころか大学生という身分すら…

図書館に行く

俺は日曜日にしか図書館に行かない。俺は基本的に2箇所の図書館に隔週で通っている。また、それぞれの図書館は別々の自治体が運営しており、俺は毎週どちらか一方に借りた本の返却と予約したものの貸出の為に赴いている。元々は土曜日に通っていたが、週末は…

他人を変えようとする者へ

俺は自身の少年期を台無しにしたNを、生涯許すことはないだろう。Nは俺が子供の頃に通っていた公立小学校の教師で、俺が5年生から6年生までの間クラスで担任を務めた男だった。俺のクラスの担任が彼でなかったなら、もしくは全く別の学校に通えたならば、俺…

無駄骨

損をしたときにどのような気持ちでそれを受け止めるべきだろうか。俺はこれまで数多くのタダ働きをさせられてきたし、徒労に終わるようなことをいくつもいくつも好むと好まざるとにかかわらずやってきた。単純な損得勘定で見れば、それらの一切は完全に無駄…

我なし

運転免許証や住民票などに記載された自分自身の個人情報を見ると、奇妙な気持ちになる。それに書かれているのは他でもない己そのものとそれと深く関連のある属性や事柄なのだが、まるで他人事のような感じがしてならない。名前や住所、生年月日などといった…

自由の在り処

人間にとっての究極の自由とは、叶わないことを願い続ける姿勢だ。自分が好きなことをし続けるだとか、他者を意のままに支配し操作し続けるなどといったような自由や権限など、一時保たれればいい方だ。また、それは皮相的な考えで捉えた自由の一つの形態で…

傍若無人考

兎に角、他人に悪く思われたくなかった。両親をはじめとした全ての他者からの評価が俺には気になって気になって仕方がなかった。その性分のために人生におけるあらゆる局面において二の足を踏み、機を逸し最早色々なことが手遅れになっている有様だ。自身の…

非ず非ず

自律神経が狂い心身に様々な異常をきたしたときのことを思い出す。ある晩のこと、俺の両手は箸を使って食事ができないほど震えだし、全く止まることがなくなった。強引に食事を済ませると、動機がして、不安や焦燥の念に駆られだした。その日の夜は、冷蔵庫…

執着

俺はかつて酒が手放せなかった。学生時代から約7年ほどに渡り、俺は殆ど毎日飲酒し続けた。酒を摂取するためだけに生きていたと言っても過言ではないほどに俺は雨の日も風の日も酒を飲み続けた。大学生活で気が滅入ったり将来を悲観したりした日も、社会で最…

不安であり続けること

安心したいとずっと望んできた。子供の頃から現在に至るまで、俺の行動や選択の根底にあった思いというのは、とどのつまりそれへの至高であったように思う。ただ安逸の中にありたい、いかなる場面においても安寧、安全が保証された範疇の中で行きていたいと…

楽しければ

一体何が気に入らなかったのだろうと、自身の人生を振り返って思う。思い返せば、俺は自分の生得的な要素や環境が嫌で嫌で仕方がなくて、その一心でただただ悪足掻きに悪足掻きを重ねながら、七転八倒して空回りしながらもなんだかんだでこの歳までやってき…

満足と不満

満足したいとずっと思って生きてきた。俺は生まれたときからずっと不満や不服を抱え続けていたと言っても過言ではない。生まれもった境遇や自分の肉体や精神、身の回りを取り巻く環境や人間関係の全てが俺にとっては気に入らなかった。不遇をかこつことがな…

俺は何をしているか

毎日ただ書くことは辛く苦しく、はっきり言ってつまらない。俺はフルタイムで労働しており、それを継続しながら毎日作文をするという習慣付けを自らに課している。基本的に俺の人生における日常など同じことの繰り返しにすぎない。日々同じ勤め先に足繁く通…

信じること

子供の頃好きだった女がカルト教団の信者になっていた。それにまつわる思い出は、俺の人生においてかなり嫌な部類に入る記憶の一つだ。もう何年も前のことではあるが、そのことについて今日になって突然前触れもなく思い出した。その時俺は高校を卒業して上…

巧くやらない

何かにつけて首尾よく見栄え良くしようとしてきたのは、俺の人生における大きな間違いだった。このブログに上げる文章ですらそうだ。これはもとより、文章力を向上させるというただそれだけのために始めたことだ。クオリティや内容の良し悪しなど本来はどう…

道具

自分が社会を維持するための道具でしかないと認めるのは辛い。私は誰かにとって掛け替えのない大切な存在では断じてない。仕事上においては私の代わりを務められる人間など世間には吐いて捨てるほど居るだろう。私が今までに携わった全ての事柄についても全…

甘え

甘えるなと以前ある者に言われたことがある。具体的なシチュエーションはもう覚えていないが、昔勤めていた会社で嫌な先輩社員に理不尽を無理強いされ、それを快諾しなかったときにそのセリフを言われたような覚えがある。他人が自分の意を汲み己を顧みず身…

感謝

ありがたく思え、と面と向かって言われたことがある。母親にも言われたし、昔勤めていた悪徳業者の先輩社員にも言われた覚えがある。複数人の他者から「お前には感謝が足りない」と言われると、もしかしたらそうなのかもしれないと自らを疑ってしまい不安に…

無責任

自分が自分の物ではないと、ふと気付いた。自分の所有物、自分の預金残高、自分の肉体と精神、そして自分自身の生涯も、全てが「我が物」ではないということに、何の脈絡もなく思い至った。そしてそれを肝に銘じ、腑に落としたときにこれまで生きてきて長ら…

追憶

ふと気づけば、東京に出てきてもう10年以上経っている。自分でも自覚がないままにどんどん馬齢を重ね、もう若くない年齢になってしまっているのは我ながら驚くばかりだ。自分を取り巻く環境は全く好転していないにもかかわらず、肉体的にはどんどんしに向か…

倦怠

毎日3000文字の文章を書くというのは私には少々荷が重いようだ。言うまでもなく平日も土日も毎日毎日3000字の文章を書けるほどの話題が転がっているわけがない。基本的に日常というのは同じことの繰り返しであり、働いていればなおさらだろう。また、休日に…

絶望

絶望という言葉は否定的な意味合いを込めて用いられる。実話でもフィクションでも、この単語がいい意味で使われていたためしがない。絶望とは行き止まりであり、恐るべきで避けなければならない情緒や状態であると考えるのが一般的な解釈だろう。しかし、望…

受難

生きることはすなわち苦しみである。少なくとも私の場合はそうであるし、世に言われているような様々な人々にまつわる説話などを見聞きすれば種種雑多な苦労話のオンパレードで、辛苦と無縁な人生など全くもって望むべくもないのだと思うと暗澹たる気持ちに…

汚穢な帰結

スーパーにおいて肉を買うべきかどうか逡巡した。その間数十分にも及んだ。どうしても肉が食いたいという思いと、財布から金が目減りすることへの抵抗感がせめぎ合い、私は売り場を何往復もしながら悩みに悩んだ。また、仮に買うとしても豚肉にするか鶏肉に…

内側の敵

私は自身の心の内奥、それも中枢に陣取る他人の存在を感じる。何かで失敗をしたときや目標に届かなかったとき、私の中に居る何者かが私をあざ笑い、蔑み、徹底的に否定する声が聞こえるようなきがする。それ幼少の頃から今日に至るまで、片時も止むことのな…

生きてる証拠

子供のころ、不満や不機嫌を顔に出す度に両親に責められたものだ。お前は何が気に入らないのか、何故そんな顔をするのかなどと言って、父も母も私が表明した態度を常に糾弾した。私が彼らの家庭で許されたのは、楽しそうな素振りと嬉しげな表情だけで、さも…

持たざる者

何かを手に持ったまま生まれてくる人間は存在しない。一人の例外なく私たちは徒手空拳かつ裸一貫で産まれてくる。この世に私物を持ち込んで生を受ける人間など存在するはずがない。晴れ着や襤褸を身に纏いながら母の腹を出て来る者も居るはずがない。 また、…

マジ

何事にもシリアスにならずにいられるなら、人生は遊びとなる。結果も成果も一切機に求めず、意味や意義も価値も全く一個だにせずにただ為すだけなら、どんなに気が楽で楽しいだろうか。万事を遊興や道楽だと捉え、気楽に臨むことができる境地に至ることこそ…

一人相撲

人間は他者について本当の意味で知ることはない。どれだけ親しく接している人物に対しても、その人について私たちが知ることができるであろうことは全体のほんの僅かでしかない。親兄弟でも同じだ。誰であれ人間は無限の諸相を有していおり、それらの一つを…

万事一笑に付す

果たして人は人生に対してシリアスになるべきなのだろうか。余人は皆ことごとく深刻かつ真剣な面持ちで日々を暮らしている。仕事などはその最たるもので、まるで自分や他人の生き死にに業務の出来や結果がそのまま直結しているかのように切羽詰まって真面目…

足下そぼ濡れる度に

朝、家の外から聞こえる雨音を聞くだけで嫌な気分になる。軒先から滴る水音が聞こえ、早朝にも関わらず陽の光が差さない薄暗い窓辺が目覚めたばかりの視界に入り込むと、それだけでその日の始まりは憂鬱なものとなる。寝床の脇にあるパソコンを操作して気象…

苦しみと個我

人間の本能は苦しみを渇望する。静寂の中で至福に満ちた状態を維持して生きていたいなどと、私たちは毛ほども考えていない。私たちは喧騒や猥雑、敵対や闘争をどんな瞬間にも絶え間なく渇望している。人間が望むのは不安や恐怖、葛藤や苦悩といったネガティ…

幸か不幸か

幸福のパターンは少ない。自他ともに幸福であると認めざるをえない完全無欠な人生を送る人物が仮にもし存在するとしたら、それが複数人いたとしても彼らの生活や生き方にはそれほど多くの違いはないだろう。どんな時代やどんな地域においても幸せの形や内容…